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演奏場所と選曲

「バンマスとはいうものの…演奏場所と選曲(前編)」

 

多くのアマチュアバンドは、大体のバンドとしての

趣味・嗜好が、ある程度定まってるように思います。

例えば、「オールディーズ系が得意っす」とか、

「うちはジャズっぽいもの中心かな」、「漢のHR/HMだよ」等々。

或いは、サザンだったり、矢沢さん、ミスチルといった

「特定のバンド・アーティスト」にフォーカスしてるトコロもあると思います。

この「特定の趣味・嗜好」と言うのは、

・同じ趣味の仲間を集め易い

・バンドの音をまとめ易い

・お客様に、自分達のスタイルを理解して貰い易い

等の利点があると思います。

がっ、一方で、

・好まれる客層が限定される

・演奏場所によっては、趣旨にそぐわない場合がある

という、欠点もあると思います。

特に、最近のJ-POP系などは、その曲が受けいられる層

(年代・性別)が物凄く狭い限定されているコトが多い為、

若いメンバーから、

「この曲、最近ヒットしてるんですよ~」と言われても、他のメンバーの殆ど全員が

「???」だったりします。

簡単に言えば、昭和歌謡のように「家族全員が知ってる国民的ヒット曲」というのが、

最近少ないな~というとこですね。

たてけいおんの演奏機会は、単独ライブも勿論ありますが、

大半は「◯◯観光祭り」とか

「◯◯フェスタ」といったイベントの一部としての演奏が殆どです。

つまりお客さんの大半は、バンド目当てではなく、

イベント目当ての年齢・性別・嗜好全てがバラバラの人達。

そういう場所では、良い曲であるけど「それを分かる層が狭い」

という曲は、披露し辛いのが本音ですね。

身も蓋もない言い方をすれば、「いくら熱演しても、お客さんが足を止めてくれない」

結果になりますT_T。

さらに、その「演奏場所と曲のマッチング」が中々大変。

例えば、土日の昼間の明るい商業施設のイベントエリアで、色気のある夜のバラードや、

内向的な弾き語りはちょっと違うますよね?

親子連れの多いテーマパークで、バリバリのビジュアル系耽美派ロックを熱唱ってのも、

なんだかなぁ…ですし、単純に夏の昼間の海岸で冬の歌はやらないですよね(^^;;。

選曲時点で固定観念にハマり過ぎると、結果的に面白味をなくしてしまう面もありますが、

これまでたてけいおんとして50本以上のライブ・演奏をやって来た経験では、

やはり「無理目な曲はムリだったね~(^^;;」というのを実感してます。

同じアマチュアでも、オリジナル曲前提でプロ指向なバンドさんの場合は、

自分達を知ってもらう、分かってもらうのが第一ですから、

場所云々よりまずは自分達の曲で勝負!

だと思いますが、つまるところ「同好会=たてけいおん」ですから、

やはり「場に合った選曲」が優先になります。

うん、場の空気読め!ってヤツです(^^;;。

では、たてけいおんの選曲基準とは?…ん~、あんまし考えてないかも…(^^;;。

いやいや、多少というか、それなりには考えてますよ~、

という詳細はまた次回で。

では~・。